幸せの晴れ


けれど、ママの姿は見えない。


ママがいつも歩いて来る方向を見るけど、誰もいない。


ママ、どうしちゃったんだろう?


私は不安になりながらもママを待っていた。


少しすると、


「陽菜、ママ来ない?」


おばぁちゃんも外に出てきた。


「うん、来ない。おばぁちゃん、ママどうしたのかな?」

「本当ね。ママの仕事先に電話してみようか?」

「うん。」


私は仕方なくおばぁちゃんと家の中に戻る。


そして、おばぁちゃんはママの仕事先に電話をかけた。
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