幸せの晴れ


おばさんが休みの日もそれは変わらず、

おばさんはおせんべいをバリバリ食べながらテレビをみているだけ。


その横で私はせっせと家事をしていた。


でも、それは全部ここに置いてもらってる以上は仕方ない。


そんなある日、いつものように私がキッチンで夕飯を作っていると、

仕事を終えたおばさんが帰ってきた。


「菜々子はバカよね。妻子持ちの男に引っ掛かって、子供まで出来て。

それなのに、子供ほったらかして自分はのうのうと生きてるのよ。

だから私がこんなに苦労しなきゃいけないんだわ。」


私を見るなりそう言ってきた。
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