幸せの晴れ
おばさんは仕事のストレスなんかを私で発散させている。
お母さんをバカにした発言は許せなくて、
でも私にはグッとたえる事しか出来ない。
おばさんしか私の身寄りはいないんだから。
それからの私は、必要以上におばさんやおじさん、
樹とは会話をしなかった。
ただ大人しく、ひっそりと過ごす。
私に部屋をちゃんと与えられていたのが、せめてもの救い。
ほとんど部屋にいた。
おばぁちゃんの写真に話しかけながら涙を流す。
おばぁちゃん、とっても寂しいよ…。