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波乱万丈の幼少期を過ごした主人公は、いつしか心を閉ざしてしまう。 けれども、その閉ざした心の扉を開けてくれる男の子が現れて……。 閉ざされていた心が緩やかに変化していく様は見事です。 徐々に穏やかになっていく主人公の心に、いつしか私の心もシンクロしていました。 多少強引な設定もありましたが、 きちんとリアリティを感じさせてくれたのは素晴らしいです。 辛いことのあとには、必ず幸せが待っている。 そんな希望を抱かせてくれる作品です。