私が恋した愛しい彼。
「もう寝よっか!ね、みいちゃん!」


双子の部屋は二人で1つの部屋だけど、以上に広い。



寝る時は千聖ちゃん、私、聖くんって小さい頃から決まってる。
いつの間にか。





何故か人の家の方が寝られるんだよね。
いや、理由なんてわかってるけど。





「なぁ、みい。日本の学校で可愛い子いた?」



可愛い子には目がない聖くん。



「いっぱいいるよ。でも、その分ちょっと嫌な子もいるけどね。」




「みいちゃんは、いい子にしてるもんね!」



そんなことないですよ。
ただ、先生に怒られるのが嫌いなだけ。
ちょくちょく悪さしてるかも。








「ねぇ、クラッシャーのライブなんだけどさ!?」





静かになったのが寂しいくて、話をいきなり振る。





でも、双子はもう寝ていて、

変わらないなと思った。







双子が隣にいるから、今日はいい夢が見れるなと思った私は、ゆっくり目を閉じた。
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