私が恋した愛しい彼。
ソジュン side


僕の夢はいつか歌手になること。

世界を越えて、人種や性別関係なく手を取り合えるようなそんな世界を僕は作りたい。


そのために今、グループで活動してる。

僕はメンバーのマンネ(末っ子)で、ヒョン(お兄さん)達はよくしてくれる。



人見知りで暗い僕をヒョン達やファンの人は受け入れてくれた。



ここは唯一の僕の場所。




恋心とか友達とか、今まで作れなくて作りたいって思ったけど、今はヒョンとファンの子がいてくれればそれで充分だ、って。


それに人って結局は見た目なんだ。








「おい、ソジュンー。リハーサル行くぞー。」



「はい、今行きます。」










だから僕は、夢を叶えるまで「恋」をしない。
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