私が恋した愛しい彼。
夢をみた。










あんまりハッキリは覚えてないけど、誰かと静かな公園で話す夢。







すごく大切な話をした、気がする。











「…らい、も……………だから。」













そう言われた私は、強くその人の手を握った。













そして、涙を流して大きく頷いた。













顔や内容はハッキリしていないが、その夢はどこかで懐かしい感じがした。












強く握っていた手を解かれ、その人は私に背を向け、去っていった。
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