妖精だって恋します!
__聖渚side




担任の先生は、ぽっちゃとしている女の先生。




山本ひなこって言う名前だから、山ひなと生徒に呼ばれているらしい。



国語の先生だって。



楽しそうなクラスだな。




山ひなが先に教室に入り、山ひなが合図したら入っていく。




「2年A組かー。」



中からどうぞという声がした、そっと扉を開けると、
たくさんの人からの視線を浴びた。




「自己紹介しちゃって。」




山ひなに言われ。自己紹介をする。




ふと目線をあげると、男の人の顔が赤くなった。




やっぱり風邪流行ってるんだ...。





「えっと、転校してきました、天月聖渚です!
好きな食べ物は、オムライス、誕生日は10月18日です!仲良くしてください!」




ニコっと笑うと男の人の顔がまた赤くなった。





明日マスクつけていこう。




「天月さんの席は、井上さんの後ろね!」


井上さんってもしかして?ふと席の方を見たらニコニコで私の方を見てくれいる玲奈ちゃんがいた。





よかった~!友達が近くて。






席に向かうときに気づいたんだけど、隣が、朝の男の人だった。






お礼を言おう。





席について、HLが終わったあと、隣の人に話しかけた。





「あのー!朝はありがとうございました!
同じクラスになれてよかったです!よろしくね!」


お礼を言えてよかった!なんかスッキリした~!




「お、おう。だいじょ...」



「あのさ!聖渚ちゃん!分かんないことがあったらなんでも聞いてね!」



ちょっと、誰?話してるのに!



「抜け駆けはずるいぞ~!聖渚ちゃんはみんなのものだ~!」



え?私モノじゃないし~!




ん?気のせいですか?私の周りに人が集まってる気が...!





あ!隣の男の人が人気だから集まってるのか!




男子にもモテるんだ...!





なんか楽しみになってきた!私の高校生活!


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