妖精だって恋します!
『いいえ、あなたは立派な妖精よ。』



「どういう事?国王様は預言者じゃない!」




『違うの、それはお母様が...』


え?聞こえない!


『聞こえない!おーい!』






「...つきさん!天月さん!」




なんか呼ばれる?




「はい!天月です!」


ってさっきの夢か...よかった。




「寝るなんていい度胸じゃない。この問題解きなさい!残り3分!」


えー。めんどくさ。まぁやりますか。



すると、玲奈ちゃんが


「これ難しすぎるでしょ。大学レベル...?」



「そうよ。井上さん。大学の入試レベル。」





うげー。解けるかな?



黒板に向かい問題を見る。




あれ?これすごく簡単すぎる。



3分もかかんないでしょ。


周りからは、「解けるのかよ。」
      「頭脳派美女だったりして!」



なんて声が聞こえる。てか、美女ってどこですか?



あ、先生のことか。





「終わりました。」


ふー。終わった。先生は驚いた顔をしている。



「せ、正解...!!」





よかった~。





「聖渚すごすぎ!頭いいんだ!」


いや、パレンドタウンではそこまでよくなかったけどね。




「ありがとう。」


玲奈ちゃんに笑って返すと、


「んもーお、聖渚可愛すぎっ!!」



可愛いなんて...。でもお世辞でもうれしいな。




「玲奈ちゃんに言われるとなんか自信つくな。」




「うんうん!自信持ちな!!」



___キーンコーンカーンコーン____



チャイムがなり玲奈ちゃんと学食でご飯を食べることにした。



色々な男子にも誘われたけど、玲奈ちゃんがダメって言って止めてくれた。



そういえば、隣の男子も色々な女子に誘われてたな。


そうさまーって。颯って言う名前なのか。





優しい人だから仲良くなりたいな。
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