妖精だって恋します!
「キスの事、考えて寝れなかったんでしょ?」
颯が私にか聞こえないように耳元で言う。
「なっ...!!」
見破れてる...。
「あ、図星?じゃあ作戦成功。」
作戦?
「作戦ってなに?」
「キスしたら、俺のこと気にするでしょ?だから作戦成功。」
そんなことしてたの!?
「じゃあ私はその罠に引っ掛かったってこと?」
「うん、そゆこと。」
...ありえない!!
北原颯...!見てなさい!
絶対仕返ししてやるんだから!
チロチロ♪
んもう、こんな時に何よ。
教室からでて読もうとして、席をたった。
「メールならここで読めばいいのに。」
颯がメール来たのに気づいたのかいってくる。
「うーん。ここでは読めないから。」
「なんで?もしかして、彼氏とか?」
「だったらどうする?」
彼氏なんていないけど、イジワルしてみよう言ってみた。
「だったらそいつから奪う。」
じょーだんだよって言おうとしてたけど、予想以外の言葉でなにも隠せない。
私今絶対顔赤い。
颯にはドキドキされっぱなしだよ...。
「ばーか。」
そういって、教室を出た。
顔赤いのバレたかな...。
まぁ、ともかくメールを見ようとケータイをとりだし、メールを確認した。