妖精だって恋します!
__颯side



やばい....なんだあの美少女。




透き通る白い肌に潤う目。



まつ毛も長すぎだろ!それにあの食べたくなるような赤い唇。スラッとしているスタイル。




あんな笑顔で飴渡すなんて...可愛すぎる




でも、見慣れない顔だったな。あんな美少女だったら有名になってるだろ。




高校がどこかわかんないって言ってたし、転入生か?




俺のこと知らないっぽいし。




それに、高校をお城って...天然か?




もう一度会いたい。







ていうかなんでこんな教室がうるさいんだ?




いつにもましてうるさい。




「そーくん!どうしたのその顔~」



あー、うぜぇやつが来た。



「うざそうにすんなよ。俺ら親友だろ?」


親友と思ったことはない。勝手に言ってるだけだろ。



「あ、分かった!そーくんも気になるんだ!
噂の転校生のこと!」



転校生?って、あの女か?




「女の子なんだって~!可愛い子がいいな」



朝のやつだったらいいな。



いや、そうだとしたら変なムシが寄ってくるよな。





でも会いたい...!




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