どうがん彼氏


「さようなら」


先生がドアを
あけてくれる。


「ありがとう
ございました。
さようなら!」


そう言って
私は塾をでた。


はぁ・・
なんかホント
今日はショック


なんで私より
身長高いのに
私より年下なの?


「どーも」


ちょうど階段を
降りようと
角を曲がると
階段にでかい人が
いた・・


「ひ…っ!」


思わず驚いて
一歩後ろに
退がった


「ひっって
失礼でしょ」


眉をひそめて
こっちを
見てくる。


「そんなこと…」


失礼じゃ
ないでしょう?


だって私は
学校であなたより
ひどい扱いを
受けてるんだよ?


誰にも反応
してもらえなくて


いつも皆
私を見て笑うの


私をいじめて
楽しんでるんだから
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