どうがん彼氏


怖い!!


逃げなきゃ!


反射的に
そう思った私は


急いで階段を
上ろうとした。


そしたら


「いた・・」


またこけて
今度は少しだけ
落ちた。


でも幸い
そんなに痛くない


なんでだろ…?


そっと目を
あけてみると


「えっ!?
あっ・・えと
ごめんなさい!」


私の下に人が
いた・・


さっき手を
差し伸べてくれた
あの男の子が。


「ぃえぃえ」


うわっ!!
立たないで…

でかいと怖い


170はあるもん。


あ・・れ?


なんかこの人
こわくないかも


なんだろ・・


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