学校1クールな先生に夢中。
「 は、はい…すみません」
───キーンコーンカーンコーン
「 あーーー!やっと授業終わったーーー。肩凝ったし疲れたーーー!!」
私は大声で叫びながら凪に抱きつく。
「 ドンマイ唯。
あんた忘れ物した私よりも怒られてて笑った〜。」
「 もう最悪!!塩川先生イケメンだなーって思ってあげてたのに!!!」
「 あー!まあ確かにアイツ、怖いけど意外と顔はイケメンだよね!」
「 へ??」
凪からの予想外な言葉にちょっとびっくりして変な声が出た。
「 何が『へ??』よ。
てかアンタ知らなかった?塩川先生をイケメンっていう女子意外といるんだよ」
「 えーー、そうなんだ。」
この時は何も思わなかったけど。
まさかね…後々あんな気持ちになるなんて───。