学校1クールな先生に夢中。
無表情な先生になんでこんなにドキドキするんだろう。
いつもは怖いと感じる先生の表情と低い声に
今は胸がドキドキして苦しい。
恥ずかしいという感情と共に心配してくれた先生に恋愛感情のようなものを抱いている気がする。
「 佐藤。返事がないけど本当に大丈夫なのか?
…熱があってぶつかったのか?」
私…どう反応したらいいんだろう。
ずっと無言でいると
「 次の授業が始まってしまうから、、、」
そう言って先生は軽々と私を持ち上げる。
─────!?
「 え!?あっ、、、あの…」
びっくりして思わず抵抗する身体。
「 ちょっと大人しくしてくれ。熱があるなら大変だ。今から保健室に運ぶからな。」
そう言って先生はお姫様抱っこをして私を保健室に連れて行く。