この想いどうすればいいの?



ガチャ



透也が部屋を出ていった。



・・・。



私は布団に入る。



それでも、さっきのことで頭がいっぱいだった。



透也は抱きしめてきたし、いつもとおかしかった。



それと、“じゃあな”と言った時の透也の顔が忘れられない。



言葉で言い表せないほど、いろいろ詰まった顔だったから。



まるで、私と透也が過ごしてきた時間全部を詰め込んだような・・・
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