この想いどうすればいいの?



「透也ー」



スッ



話しかける度に避けられる。



「え、透也?」



私が呼びかけても、なんの返事もない。



────そんなことが数回あって、昼になった。



屋上行こっかな・・・



私は、透也がよく昼食を食べている屋上に行くことにした。



タンタンタン



私が屋上を上る音が、やけに大きく聞こえる。



ガチャ



扉を開けて、屋上に行く。



「涼しい・・・」



風がいい感じに吹いていて、とても快適だ。



私がそんなことを思っていた時、



ガチャ
< 215 / 259 >

この作品をシェア

pagetop