この想いどうすればいいの?



あ・・・



この人、よく透也と一緒にいる人だ。



「あ、あの・・・と、す、鈴木くんいますか?」



「透也?透也なら、急いで帰っていったよ」



え・・・?



「なんか、ずっとやばいやばいって言ってたけど・・・」



・・・?



「そ、そうなんですか・・・ありがとうございました。さようなら!」



私は透也を追いかけようと、少し早足で歩く。



透也いつも帰るの遅いのに・・・



ていうか、一緒に帰ろうと思ってたのに・・・



・・・そういえば、透也の友達の人、透也がやばいやばいって言ってたって言ってたな。



なにがやばいんだろ・・・



私がそんなことを考えていると、あっという間に家に着いた。
< 251 / 259 >

この作品をシェア

pagetop