この想いどうすればいいの?
ガチャ
「透也?あの、透也ママに透也と居てって言われたから、ここに居てもいい?」
ダメ、なんて言われないって分かってるけど、一応聞いた。
「ん、いいよ。今、映画見てんだけど、一緒に見よ」
透也は、昨日の事を気にする素振りは、全くと言っていいほどない。
その事に、少しほっとする私。
「あ、うんっ」
私は、映画が好きなので、少し嬉しい。
でも・・・
ボフッ
透也の隣に座ろうと、ベッドに腰を下ろすと、やっぱり近くて・・・
ドキドキ・・・
緊張してしまう。