この想いどうすればいいの?
「お前の頬っぺって、柔らかいな」
いきなり、何を言い出すかと思いきや、透也はそんな事を言った。
かぁぁ・・・
熱くなる頬を抑えて、熱を冷ます。
「そういやー、私、この映画見たいと思ってたから、すごい楽しいんだよねー」
そして、私は、いかにも冷静ですオーラを出せるように頑張った。
「そっか。俺も見たかったから、借りてきたんだし」
・・・?
透也は、さっきあんなことをしてきたのに、何も変わった様子がない。
え・・・
なんであんな事したの・・・?
そう思ったが、口には出すことが出来ない。