【完】今日から、お前は俺のモノ
私は尚にペンキのことを任せるて
保健室に出向くと
「……すぅ……すぅ……」
そこにはクッションを抱き抱えてすやすやと
眠る颯太がいた。
「……颯太……寝てるの……?」
その寝顔はなんだか可愛いくて……
男の子なのにまつ毛が長くて……
子供のような……
「…………めい ……?」
「…………うわっ!!!
お、起きてたなら言ってよ……!!!!」
私はついつい颯太の顔に近づけていたから
颯太が目を開けて……
ドキッとした……
「……っ!
そ、そう私は乾燥機にかけなくちゃ……」
尚がペンキのついた制服を洗剤に付けてくれていたお陰で完全に汚れが水に浮いている。
その水に触れると……
「……っ冷たい……」
思った以上に冷たくて……
みるみる手が赤くなっていく。
でも……我慢しなくちゃ……
「ん」
「……っひゃぁ!」
肩から人の熱が伝わる……。
颯太が私の後から手を伸ばして
水の中で手を重ねる……
冷たい水から颯太の体温がほんのりと
伝わって……
凄くドキドキする……
シーンとした保健室に二人で手を重ねて……
でも……私たちは幼馴染だから……
お互いになんの意識も…………
して………………ない ーーーーーーーー
私だって…ちゃんと恋はしたいけど……
私をちゃんと心から好きって言ってくれる人がいるのかも…………
いてもその人を信じていいのかも ―――
なにも分からないからーーー
するなら私が本当に好きだと思える人と
恋がしたい……な……
って最近……美咲から人の恋愛話ばっかり
聞くから自分が不安になってる……!!
私は焦らずゆっくり……しなきゃ……!!
顔をぶんぶん振ると……
「……めい?」
「…………はっ!」
「………………え」
ってもしかして
尚待たせてるんじゃ……!!
「私ちょっと生徒会室いってくるねっ!!」
「は!?また……俺1人?!」
「ご、ごめんっ!!
遅くなるかもだから先に帰ってもいいよ!」
「は?!何しに今から!?」
「あー……」
颯太に迷惑かけないで1人でするって
決めたんだ…………
「えっと……仕事……!!」
「なんだよ……それ……」
「と、とりあえず行くね!バイバイっ!!」
私はそう言い、生徒会室へと
走った。
保健室に出向くと
「……すぅ……すぅ……」
そこにはクッションを抱き抱えてすやすやと
眠る颯太がいた。
「……颯太……寝てるの……?」
その寝顔はなんだか可愛いくて……
男の子なのにまつ毛が長くて……
子供のような……
「…………めい ……?」
「…………うわっ!!!
お、起きてたなら言ってよ……!!!!」
私はついつい颯太の顔に近づけていたから
颯太が目を開けて……
ドキッとした……
「……っ!
そ、そう私は乾燥機にかけなくちゃ……」
尚がペンキのついた制服を洗剤に付けてくれていたお陰で完全に汚れが水に浮いている。
その水に触れると……
「……っ冷たい……」
思った以上に冷たくて……
みるみる手が赤くなっていく。
でも……我慢しなくちゃ……
「ん」
「……っひゃぁ!」
肩から人の熱が伝わる……。
颯太が私の後から手を伸ばして
水の中で手を重ねる……
冷たい水から颯太の体温がほんのりと
伝わって……
凄くドキドキする……
シーンとした保健室に二人で手を重ねて……
でも……私たちは幼馴染だから……
お互いになんの意識も…………
して………………ない ーーーーーーーー
私だって…ちゃんと恋はしたいけど……
私をちゃんと心から好きって言ってくれる人がいるのかも…………
いてもその人を信じていいのかも ―――
なにも分からないからーーー
するなら私が本当に好きだと思える人と
恋がしたい……な……
って最近……美咲から人の恋愛話ばっかり
聞くから自分が不安になってる……!!
私は焦らずゆっくり……しなきゃ……!!
顔をぶんぶん振ると……
「……めい?」
「…………はっ!」
「………………え」
ってもしかして
尚待たせてるんじゃ……!!
「私ちょっと生徒会室いってくるねっ!!」
「は!?また……俺1人?!」
「ご、ごめんっ!!
遅くなるかもだから先に帰ってもいいよ!」
「は?!何しに今から!?」
「あー……」
颯太に迷惑かけないで1人でするって
決めたんだ…………
「えっと……仕事……!!」
「なんだよ……それ……」
「と、とりあえず行くね!バイバイっ!!」
私はそう言い、生徒会室へと
走った。