【完】今日から、お前は俺のモノ
生徒会室のある3階へと1階の保健室から
二段飛ばしで階段を駆け上がる。





「あれぇ?颯太ぁ?」





この甘ったるい声は…………






雛だ。





「颯太ぁじゃんっ!!こんなところでぇ
会うなんて運命かもぉ!!♡」


「あー、うんそーだなー……」


「でしょぉ?雛もそう思うなぁ……!
雛とおしゃべりしよぉう?」

「……あーまた明日な?」




めいにはやく会いてぇ……
雛と話しててもめいが浮かぶ……








そんな時、廊下から馴染みある声が響く。







「えーじゃあ尚は?いないの?」
「は?!俺かよ!!」
「だって尚がーー……」











俺の思考が停止する。





だってそこには尚とめいが二人で
笑い合いながら歩いていたから。





しかも…………すげぇお似合いだから。
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