【完】今日から、お前は俺のモノ
話が終わると2人は悩みながら、
目を合わせて






「それは……」

「うーーん……」





『……恋だね!』




2人がこっちを見て
思いついた!とでも
言うような顔をして言う。









「めいが恋……か……

颯太も……やっと…頑張ったよほんと……」





美咲はうんうんと頷きながら感動している。






里奈子さんは美咲と小話をして笑って


「へーー、でもまあ天然そうだしね、
おおいに有り得るね」


なんて笑って言うの。






もうっ!美咲も里奈子さんも
なんだか頷いちゃって…………





そんなに私天然かな、、





自分では天然だと
思ったことないんだけど………




2人が保護者のように
感動して「よかったね、よかったね」って
言うもんだから、







思わず笑ってしまう。





相談する事って、
こんなにも心を軽くするの、?



ううん、それだけじゃない、











美咲だからだ。







やっぱり美咲には敵わないな。







「それで?告白するの?」
里奈子さんはニヤッと私を見て
微笑みながら言う、







'' 告白 ''





というワードに心臓が飛び跳ねそうになる。




「……へぇっ!?こっ、告白っ?!」





「だって好きなんでしょ?
その〜……颯太って子と。
それなら告白するか、させるか……」






させるって……

私は…………






美咲みたいにスタイル良くないし、
美人でもないし、


里奈子さんみたいに可愛げもないし、
面白味ないし、、




特に、颯太に気に入ってもらえるとこも
好かれるところもないもんな……





自信…………ないよ…………


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