【完】今日から、お前は俺のモノ
「だから、あの高校に文化祭がとうとう
出来るって聞いて、、、
凄く嬉しかったの……



私達も何度も何度も変えようとして
跳ね返されて、何度も頼んでも
駄目で。



あの校長面白いんだけど頑固だからね〜」


里奈子さんは懐かしそうに
笑いながら語る。




私の頭の中にピーンと感がよぎる。




あれ……里奈子さん……




「も、もしかして生徒会長だったり……?」





「え?うんそうだよ」

と笑いながら言う。




『ぇぇええええええええ!!』




「もしかして、めいちゃん生徒会長?」


「えっ、は……はいっ……」



そう頷いて


「ど、どうしてそれを……」




そう聞くと、里奈子さんは微笑んで






「この前の男の子、うちに来た時に



『俺の相方の生徒会長がしたいこと、
俺が全部叶えてやりたいんで。
どうか協力お願いします』って


言いに来たのよ??」





「そ……颯太がそ、そんなことっ……」




「凄く愛されてるのね〜
いいわね〜若いって〜……」







颯太は……どうしてそこまで……?





私のためなの……?






そんなの…………私…………







期待しちゃうよ……?……






私と美咲はカフェで
里奈子さんとまた少しお話しして、
お昼にお店を出た。
< 148 / 186 >

この作品をシェア

pagetop