【完】今日から、お前は俺のモノ
「……めい?」



颯太が優しい顔で私の顔を覗き込んでくる。



その顔を見るとより分からなくなる。




颯太がすき。



いやそうなんだけど!!!



だからって雛ちゃんと別れてすぐに……



もっ……もしかしたら!


雛ちゃんと付き合ってる状態で……!?




ふっ……二股!?!!




えっ……ど……どうしよ……




颯太は好きだけど……



それとこれはまた別の話だよっ!!!





「ごっ……ごめんっ……
今のもう1回考えさせてっ!!!!」



私は颯太から
背を向けて走って部屋へと戻った。
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