【完】今日から、お前は俺のモノ
……私、どうなってるの……?
……あの時……何が…………
記憶を思い返そうとしても何も浮かばない…
…………知りたいのに……
思い出したくない自分がいる…………
ーーーその時
「めい……めい……!めい……!!
お願いだから…………目を覚ませ……!」
ーーーーー颯太の声が耳に響く。
……颯太…………わたし……
……颯太が待ってる……
さっきまでは開かなかった
重い瞼がゆっくり開く……
ーーーそれからは白い服を着た看護師さんが
私の周りでバタバタとして
少しの痛みが私の腕に伝わる……
…それでも手の温もりはずっと変わらなくて
「……颯太ぁ……」
…………今、私はどうなってるの?
颯太はギュッとさっきよりも手を握り返して
「……っごめん……俺が守れなくて……」
颯太がなんで謝るの?
なんだか……だんだんぼやけてた視界か
はっきりとしていく……
「……私に何があったの……?」
……怖い……知ってしまったら……
……生きる意味を失いそうで……
でも…………どうしても……
ーーーー知りたかった。
……あの時……何が…………
記憶を思い返そうとしても何も浮かばない…
…………知りたいのに……
思い出したくない自分がいる…………
ーーーその時
「めい……めい……!めい……!!
お願いだから…………目を覚ませ……!」
ーーーーー颯太の声が耳に響く。
……颯太…………わたし……
……颯太が待ってる……
さっきまでは開かなかった
重い瞼がゆっくり開く……
ーーーそれからは白い服を着た看護師さんが
私の周りでバタバタとして
少しの痛みが私の腕に伝わる……
…それでも手の温もりはずっと変わらなくて
「……颯太ぁ……」
…………今、私はどうなってるの?
颯太はギュッとさっきよりも手を握り返して
「……っごめん……俺が守れなくて……」
颯太がなんで謝るの?
なんだか……だんだんぼやけてた視界か
はっきりとしていく……
「……私に何があったの……?」
……怖い……知ってしまったら……
……生きる意味を失いそうで……
でも…………どうしても……
ーーーー知りたかった。