【完】今日から、お前は俺のモノ
あの日の事を思い出して、
俺はいつもバスケを続けてきた。



だから、今日は全部の試合に勝つ。



そう心に決めて来たんだ。


「おい、颯太時間やべぇから」

……あっ……


時計を見ると、
もうとっくにアップ前の15分をすぎていた。


ってこれ渡さねぇと!!
俺と玲於が手に持ってたのは



特別席の招待券。



……だってめいは人混みとか大人数が
苦手だから。


わがままいってコーチに貰ってきたんだ。





そして、招待券を玲於と渡して俺達は
試合に向かった。
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