イチゴ恋
いま正直どう接したらいいかわからない。
今日のお昼は美和がいたからいつも通りだったけど、いつまたそういう空気になるかわからない。
…でも、避けるのも違う。
「うん、わかった」
「ん。あいつユウと同じくらいスカスカだからね」
「私は祥平ほどバカじゃない!」
「じゃあ頑張れ」
私の頭をクシャってして、自分の食器を片しに行った。
「ユウ、ご馳走さま。久々に美味いの食った」と、洗い物をしながら言うのを見ると、
やっぱりカップラーメン食べてるなーって思った。