《短編》*さよなら、また明日*
それに、あの子には僕しかいないんだ。
なのに、僕はあの子を傷つけた。
信じてないと、僕しかいないあの子に一番傷つけてしまう言葉を叩きつけてしまった。
『僕…最低だ…』
彼女は、なにを思った?
彼女は、僕の言葉でなにを感じた?
わかりそうでわからない。
そこでわかる。
僕は、まだキミのことを何にも知らないってこと。
ほんとに、、、なにもしらない。
『……だから、いなくならないで』
キミが僕しかいないように、僕にもキミしかいないんだよ。
だから、、いなくならないで。
僕の隣で…笑っててよ。
その無邪気な笑みを…見せてよ。
僕の大好きな、その笑みをさ…