『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
「あんな女と結婚したら社長、もう終わりですよ。それにこの会社も、、、。美鈴さんなら、止められるんじゃないですか、、?その、、幼馴染のよしみで、、?」
普段なら苦笑いで流すところだが、本当にこれは止めるべきかもしれない、、、、自分にそんな事、出来るだろうか。
確かに昔から他人にも家族にも少し冷たい。
心なしか自分には優しいと思う。
少し考え混んで、顔を上げた。
「うん、、、。時間がある時に、少し話を聞きにいってこようかな、、。いお、っ社長が本気で好きなのかもしれないしね?」
その言葉を聞いて、梨花の顔が明るくなった。
「本当ですかっ?!お願いしますよっ!!美鈴さんに私達の未来が掛かってるんですから〜〜っ!!!」