『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由


「大袈裟だよ〜。じゃあほら、仕事仕事っ。」

笑顔で話を終わらせ、パソコンに向かう。

するとケータイが鳴った。


少し気になったが、仕事中だったので昼休憩で確認しようとそのままポケットの中に仕舞った。




気づけば昼休憩になり、続々と同僚がお昼に上がっていく。

美鈴もバックから小さな弁当箱を出して、飲み物を買いに行こうと立ち上がった。



「あれ?もしかして美鈴さん、今日お弁当ですか〜〜?!」

後ろから光輝に声を掛けられ振り向く。


「うん、そうなんだ〜。昨日、ちょっと作りすぎちゃって余り物詰め込んで来ちゃった。」


「一緒に食堂行こうと思ってたのに〜〜。」
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