『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
でも思い浮かぶのは、伊織の好きなものばかりで心に占める割合の大半が伊織であることを痛感してしまう。
でも忙しい東が、せっかく時間を作ってくれたのに無下には出来ない。
頭を切り替えて、東のことだけに集中する。
この前会った時は、確かに嫌いなものはないといっていた筈。
、、、、でもメインを選ぶときは魚を選択してたし、肉より魚派かな?
スーパーに寄って帰ろう。
新鮮な魚を探さなきゃ。
大まかなメニューを頭で思い浮かべる。
こうして昼休みは過ぎていった。
定時を少し過ぎた所で、仕事を終えた。
同僚に声を掛け、庶務課を後にする。