『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
顔が離れた瞬間、後ろに手をついて下がろうとするが力が入らない為、全く進まない。
服を掴まれ衣服が破れる音が響く。
そして下着姿の美鈴を見て、ピクッと眉を動かした。
「はっ、、、随分と成長したんだな、、?こんなヤル気満々な下着着けて、家に招き入れて、、、、あいつに抱かれたのか、、?こんな所にマーキングまでされやがってっ、、、!」
上から下まで冷たく睨みつけられ、最後にまた上に目線を上げ首元を凝視する。
そして美鈴の顔の横に拳が降って来た。
フローリングからビリビリと振動が伝わって来て先ほどまで無表情だった伊織の表情に、怒りが見て取れた。
「、、、壊してやる。何もかも。」