『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由


近くのスーパーで食材を買い込んだ。

帰りにそびえ立つマンションを通り過ぎ、二階建てのアパートへと帰った。



そして食事の準備を始めた。


料理上手な父親に、
小さい頃から料理を習っていた。

今では、唯一の得意分野だ。


まだまだ父親には敵わないが、大分近づけたと思っている。



今日はビーフシチュー。

カラフルなビーンズがたっぷり入ったサラダにガーリックトーストのバケット。



シチューを弱火でコトコトに煮込みながら、素早くシャワーを浴びた。


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