『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
「、、!な、なに、、これ、、。」
それは昨日の事情の激しさを物語っていて、顔が真っ赤になる。
よく見ると左手が保冷剤で冷やされ、昨日よりも動くようになっている。
体も心なしが綺麗になっている気がした。
近くに時計を探すと、スタイリッシュな置時計を見つけて時刻を確認する。
「じゅ、、、10時過ぎてるっ!遅刻っ、、!」
慌ててシーツを体に身につけ、
ベットから飛び上がる。
上手く立てずにベットの下に崩れ落ちる。
「どうしようっ、、!とにかく、会社に連絡入れなきゃ。」
這いずって寝室を出る。
これまた広いリビング。