『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
そんな事、言ってもらえるとは思っていたなかった美鈴は眉を下げた。
「ほら、折角来たんだから食事を。今日はアルコールは止めて会話を楽しみたい。君のこと、、もっと知りたいから。」
「はい、、私もです。」
穏やかなムードで食事をして、車で送ってもらう事になった。
「本当によろしいんですか、、?家まで送って頂いても。」
「当然でしょ。迎えに行く事もあるかもしれないから場所も知りたい。家に上がり込んだりしないから安心してよ?送り狼になんてならないから。」
笑いながら、
運転する東の横顔を見つめた。