『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
「美鈴姉ちゃん、大好きっ!!!」
「ふふっ、、私もっ。」
伊織の事で気分が落ちていた美鈴も、突然の美織の訪問に嬉しくなった。
「コーヒーでいいかな?美織ちゃん。」
「あぁー、、、ホットミルクがいいなっ。」
うちに来るといつもコーヒーの美織が、何故かホットミルクを所望して不思議に思う。
首を傾げながら、飲み物を準備して美織が待つリビングに持っていった。
「はい、どうぞ。今日はどうしたの?翔也君は?旦那さまは出張とか?」
もともとタレ目の美鈴の目が、微笑む事でより一層目尻が下がる。