『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
野菜たっぷりのポトフに豆腐ハンバーグ。
それから雑穀ご飯をお盆に乗せて持っていく。
「出来たよ〜〜。」
「美味しそーっ!!!あれ?1人分?美鈴姉ちゃんの分は?」
あまり食欲がなくて最近は食べてない。
「私はもう食べたよ〜。いっぱいあるから沢山食べてねっ!」
「本当?!おかわりしちゃおっ!!!いただきまーす。」
美味しそうに頬張ってくれる美織。
それを嬉しそうに眺めた。
そうだ、今度東を家に招待してご飯を作ろう。
彼もまた忙しい人で、
食生活はあまり良く無いと言っていた。