別れる前にしておきたいこと ー Time limited love ー
そのあとすぐに晴くんからもメッセージがきて、19時に駐車場で待ち合わせをした。
晴くんの車は何度か見たことがあるけど、乗せてもらうのは初めてだ。
車高が低い青のスポーツカーで、見た目はとてもかっこいい。
晴くんらしいというか…若々しいな。
秋がオーソドックスなセダンタイプだから、この兄弟は本当にタイプが違うんだなあと思う。
「お疲れ様です」
よいしょ、と慣れない座席の高さに戸惑いながら乗り込んでドアを閉めると、運転席から晴くんが少し身を乗り出して私を覗き込んだ。
「大丈夫?加奈ちゃん。
兄貴がすげー心配してた」
「うん…なんだか秋、過保護で」
苦笑いをしたら、晴くんは少しムッとした顔をした。
「過保護とかじゃないよ。
好きな子が倒れたら、心配するのは当然だろ?」
そうか、となんとなく納得してしまった単純な自分。
逆の立場だったら、私も心配で気が気じゃないだろう。
晴くんの車は何度か見たことがあるけど、乗せてもらうのは初めてだ。
車高が低い青のスポーツカーで、見た目はとてもかっこいい。
晴くんらしいというか…若々しいな。
秋がオーソドックスなセダンタイプだから、この兄弟は本当にタイプが違うんだなあと思う。
「お疲れ様です」
よいしょ、と慣れない座席の高さに戸惑いながら乗り込んでドアを閉めると、運転席から晴くんが少し身を乗り出して私を覗き込んだ。
「大丈夫?加奈ちゃん。
兄貴がすげー心配してた」
「うん…なんだか秋、過保護で」
苦笑いをしたら、晴くんは少しムッとした顔をした。
「過保護とかじゃないよ。
好きな子が倒れたら、心配するのは当然だろ?」
そうか、となんとなく納得してしまった単純な自分。
逆の立場だったら、私も心配で気が気じゃないだろう。