大好きなキミへのカクシゴト。
「それより、大丈夫?顔赤いし…熱あるの?」

「そうかもしれないです…」

「なんで敬語?…まぁ、今はいいか。
とりあえず保健室行こっか?」






私の腕を取り肩にかけて、腰を支えてくれる広永くん。






「広永くん、ありがとう。」

「〝尚央〟でいいよ。」

「じゃあ… 尚央くん で。」

「おっけ。陽茉梨ちゃん って呼んでもいい?」

「もちろん。」







この数分で、こんなにもお話ができるなんて。
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