大好きなキミへのカクシゴト。
✱✱✱






「陽茉梨、次移動だよ?」

「…うん。」

「どしたの?」

「ちょっと頭痛くて…」

「保健室行ってきな、先生には私が言っておく。」






紗彩ちゃんは、ついてかなくても大丈夫?と心配してくれた。


だけど、授業を受ける教室まで行くのには少し時間がかかる。





紗彩ちゃんまで巻き込むわけには行かないもんね。
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