続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。

〜愛梨 side〜

「始めましょう」

「おー」

「って、早いよ展開が!」

こんにちは、愛梨よ。

友香を見つけなのはいいけれど、連れ去られてしまったし・・・・・・・迂闊だったわ。

「誰と誰?」

「そうだねぇ」

「うーん・・・・・・」

敵同士であるというのに、普通に会話をする私たち。

・・・・・・こんなこと、二度と見られない光景よね。

「じゃあ、公平にくじ引き・・・・・・」

「「「「「「「「「それは無い」」」」」」」」」

「スミマセン・・・・・・」

夢菜の提案を他の10人でバッサリと切り落とした。

ここでくじ引きが出ること自体、おかしいと思うのだけれど。

「じゃあ、なんとなく!」

「なんとなく・・・・・・ってなんですの?!」

「ええーっと、じゃあせーので指さそう!私たちが指さすから!せーのっ」

「「「「「はいっ」」」」」

突然の提案であるというのに、当たり前のように指さす敵の皆様。

慣れてるのかしら?夢菜の突然さ・・・・・・

恐ろしいわ、ある意味。

「ちょーど分かれたー」

「じゃあ、これで行こうこれで!」

「「「「「(な、なんで?!なんて綺麗に分かれるの?!)」」」」」

綺麗に別れた指を見て、私たち(愛梨、桜、澪、花恋、えりか)は心の中で絶叫した。

因みに・・・・・・対戦相手はこうよ。

私(愛梨)VS七海さん

桜VS蘭

澪VS紗綾

花恋VS香織さん

えりかVS夢菜

「じゃあ、ここで思い切り暴れ回ろー」

「ちょっと、夢菜ちゃん?それはダメだからね?」

「そうよ、夢菜ちゃん」

今にも暴れ回りそうな夢菜を香織さんと七海さんがたしなめる。

「んじゃまあ、やりましょー!」

「蘭、落ち着いて」

「紗綾こそ」

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