続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
「ありがとうございました」

会計を済ませたらしい桜が、袋を持って立っていた。

「おい、行くぞ」

桜に腕を掴まれてズリズリと退散。

「ちょい待ち!離してくださーい!」

「友香・・・・・・はしゃぎすぎ」

うう・・・・・・人間界初めてなんだもんね。



帰り道、街灯が照らす歩道。6時くらいで少しだけ暗いけど、全然怖くない。

「ん?あれ誰だ」

「へ?」

桜が急に止まった。前には、人影が。

「誰だろ・・・・・・」

背丈は、私たちよりもちょい高いくらい。まあ、そもそも私たちの身長って低いけど。

「瞬間移動するぞ。不審者だと面倒だからな。極力魔力は抑える」

桜が私の手をとる。そして、小さく「teleport」と唱えた。すると、微かな光に包まれ、私達はその場から消えた。
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