続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
そして、たどり着いた場所は-

「お・・・・・・かあ・・・・・・さま?」

私がたどり着いたのは、ある花畑だった。一面に広がる花。色とりどりで、神々しいほど美しい。そして、その中に一人佇む女性。

輝く金髪に、ふんわりドレスがマッチして、金色の瞳をこちらに向けている。細い手足、白い肌。ぷっくりとした唇に赤みがかかった頬。見覚えのある、その顔は。

亡くなったはずの、私のお母様だった。

『友香?』

ソプラノボイスに引かれるように、私は近づく。

そして、その胸の中に飛び込んだ。

「お母様っ・・・・・・お母様!」

『友香・・・・・・」

無言で抱きしめてくれるお母様。その温もりは変わらない。

いつでも安心できる、この場所。私の一番のお気に入り。

『友香・・・・・・貴女に言わなくてはならないことがあります』

「言わなくてはならないこと?」

私は一旦顔を離して、お母様を見つめた。

『この辺りで"黒魔法"の人物がいるようですね。その者達は、意外と近くにいるかもしれませんよ』

「黒魔法・・・・・・」

今まで、思ってもいなかった。黒魔法が、近くにいるとはね。

「な、何故その事を?」

『私は、貴女が大好きなんですよ。このくらいしか、力になってあげれなくてごめんなさい』

寂しげに顔を伏せる。私は、そんなこと思ってもないのに。ヒントをくれただけ、とてもありがたい。

「ありがとう、お母様」

なんでここにいるのか不可解だけど、今はお礼しか言えない。
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