ずっと片思い。
森本の頑張っている姿に惚れた。


文化委員は、忙しかった。

彼は文句を言いながらも誰よりも頑張っていた。


夏休みは、部活で忙しいのに、

文化祭のことを頑張っている。


そんな頑張っている姿がかっこよかった。


吹奏楽部は、少人数だから、コンクールにも出ない。

夏休みは週に2回しか練習がなかった。


毎回、彼を見たくて、わざとグラウンドまで遠回りして、テニスコートを見る。


ちょっと鈍臭いけど、すらっと身長が高く、長い腕でラケットを持って打っている姿が大好きだった。
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