いつかまた、会える日まで。



「大輝は…あたしのこと好きじゃなくなったの?」



「ううん、なってない。好きだよ、本当に。
でもどうなるか分からない俺の夢に美雪まで巻き込みたくないんだよ。」



「…そっか……。」




じゃあ本当に離れるしかないんだ。

別れたら……この気持ちも忘れること出来るかな?



そうだよね、今のあたしには


『別れる』


その選択肢しか存在してない。



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