いつかまた、会える日まで。




「…大輝はもうあたしのことなんか見てないんだって思って。
だから、諦めようとしたんだけど、無理だった。
それから、大輝との仕事が終わって、全く会えなくなったよね。」




「うん。」





「大輝にやっと会えたと思ったら会えなくなった現実を受け止められなくて、あたしから笑顔が無くなったの。」




だから仕事が…?



「そしたら、仕事が減っていった。」




そういうことか。



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