いつかまた、会える日まで。




電車に乗り、席についた。



「ねぇ、大輝!
この前もこんなふうに隣の席に座ってたよね!
映画の時さ!」



「あー、確かに。
この前も京都に行こうとしたら行けなくなったよね。」



「ほんとだ!
これから行くところ、前と同じところだったりして…!!!!」



「あ、それ、俺も思った。」




まさかね…と思ったけど、あたし達の考えは間違っていなかった。



< 425 / 553 >

この作品をシェア

pagetop