いつかまた、会える日まで。






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寝る時、今日も同じベッド寝る。


こんな時間も幸せで、あたしはつい、想いを伝えたくなった。




「…大輝、起きてる…?」


「ん、起きてる。」


「…………好き。」




普段は恥ずかしくて言えないことを言ってみた。


これでも十分恥ずかしいけど!



そしたら大輝はそれを悟ったのか、




「え、なに?聞こえなかった。もう1回。」




そう言うから、



「うるさい!あたしもう寝るから!おやすみ!」



と言って、布団をかぶって寝た。







大輝が、




「俺も好き。今日…可愛かったよ……。
…おやすみ。」





と小声で言ってたことは、知らなかった。





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