いつかまた、会える日まで。




もう知らない!ってプイっとあたしがそっぽを向くと、




「おい」



と言って、あたしの頬をムニってつかんだ。





「……ち、近いよ…」



あたしの顔が動かされた行き先は、


大輝の顔の真ん前。



あと5cm近かったらOUT。


この距離でも十分OUT。


心臓が口から出そうなくらい、ドキドキいってて、止まらない。




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